JA三井リース株式会社と資本業務提携
日本酒のNFTマーケットプレイス「SAKE WORLD NFT」の開発・運営を行う弊社は、JA三井リース株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:新分敬人以下「JA三井リース」)との間で、J-KISS型新株予約権発行投資契約を締結し、資本業務提携を行いました。
【今回の背景】
弊社が開発・運営を行う本マーケットプレイスは、通常の通販サイトのように日本酒を購入することができるほか、日本酒を熟成・保管し、個人間で売買することができる、新しいマーケットプレイスです。
本マーケットプレイスの特筆すべき特徴は、日本酒を含む酒類は、酒税法の規制により、原則として酒類販売業免許を保有する者しか販売することはできませんでしたが、本マーケットプレイスでは、当該免許を保有していない一般ユーザーでも売買することができるようになっている点です。
また、本マーケットプレイスで個人間での売買が成立した際には、日本酒を製造した酒蔵に対して取引額に応じた一定のロイヤリティが還元されるため、日本酒の作り手である酒蔵に対して新たな収益をもたらす仕組みとなっています。
なお、本マーケットプレイスは、2023年12月に公開されましたが、2024年8月時点で日本全国115蔵、423銘柄の日本酒が掲載されております。本マーケットプレイスへの掲載待ちの酒蔵についても79蔵以上存在し、今後も益々掲載日本酒は増えていく予定です。
【今後の展望】
①海外展開の加速
弊社は、日本酒を世界に発信することを目的の1つとして、本マーケットプレイスを立ち上げました。
現在、本マーケットプレイスでは、現物の日本酒を受け取ることができる対象国は日本に限られている状況ですが、今回の資本業務提携により、海外展開を加速させ、本マーケットプレイスで購入した日本酒を海外でも受け取ることができるように事業を急速に進めて参ります。
②日本酒以外の酒類への横展開
本マーケットプレイスの仕組みは、保管(熟成)により価値が向上する、ワイン・ウイスキー、焼酎、泡盛、梅酒、テキーラなど幅広い酒類に適用することが可能です。弊社は、本マーケットプレイスの核となる仕組みについて、日本酒を含む全ての酒類を対象とする特許(特許7337425号、特許7389527号)を保有しており、今後様々なパートナーと協働し、ウイスキーやワインなどの日本酒以外の酒類のNFTマーケットプレイス構築に向けて動き出していく予定です。
【JA三井リースについて】
JA三井リースは、JAグループ、三井グループを基盤とし、農林水産業の生産・流通・販売ネットワーク、金融ネットワーク、グローバルな事業ネットワークを有する総合リース会社です。
グループ経営理念に「Real Challenge, Real Change」を掲げ、より良い社会と未来のために、金融の枠組みを超えてお客様の思い描くビジネスの将来をともに見つめ、育み、実現することに挑戦し続けています。
社名:JA三井リース株式会社
所在地:東京都中央区銀座8-13-1 銀座三井ビルディング
代表者:代表取締役 社長執行役員 新分敬人
URL:https://www.jamitsuilease.co.jp/